「ニュージーランドドルの相場は今、日本円でどのくらい?」
「ニュージーランドドルを為替で取引するために、おすすめのFX会社を知りたい」
この記事をチェックすれば「ニュージーランドドルの動きの要因」「今後のニュージーランドドルの動きや見通し」についての理解が深まり、取引で有利なタイミングが分かるようになりますよ。
目次
ニュージーランドドルの特徴4つ
- 中国経済の影響を強く受ける
- 金利が高く値動きが安定しない
- 豪ドルとの連動性が高い
- 農産物価格が相場に影響を与えやすい
中国経済の影響を強く受ける
ニュージーランドでは乳製品や肉類などの畜産や、果実などの農産を輸出しており、その貿易国の25%近くが中国です。そのため、中国経済の影響を強く受ける傾向にあります。
2020年上半期に新型コロナウイルスの影響によりニュージーランドは経済状況が大きく落ち込み、金利は0.25%にまで下がりました。
しかし、2021年の下半期には金利が上昇し、0.75%まで戻っています。また、このことから中国経済が回復すればニュージーランド経済も円滑に回るようになり、ドルの上昇も期待されます。
金利が高く値動きが安定しない
ニュージーランドドルは、金利が高く値動きが安定しないといった特徴があります。世界経済が安定しているときは金利が高くなりやすく、投資家がこぞって購入する傾向にあります。
一方で、世界経済が混乱している時は金利が低くなりやすく、 リスクが高くなります。そもそもニュージーランドドルは高金利通貨として以前から投資家に人気がありました。
しかし、2008年に8.25%だった金利は、金融危機への対応により2009年には2.5%まで下がりました。
その後、利上げされていきますが、2015年には経済への懸念が広がり2016年初旬には1.75%まで下がりました。こうした値動きの不安定感は、ニュージーランドドルのリスクにもなっています。
豪ドルとの連動性が高い
ニュージーランドドルは、同じオセアニアの国であるオーストラリアの豪ドルとの連動性も高い傾向にあります。
どちらかの国で何らかのトラブルやイベント、重要事項の発表などがあればニュージーランドドル、豪ドルの売買が活発化します。
また、オーストラリアは小規模ですが、石油を各国に輸出しています。2014年に原油価格が下落した際には、ニュージーランドドルの売りが強まりました。
一方で、ニュージーランドは原油の輸出はしていませんが、オーストラリアとの連動性が高いため、当時は豪ドルと同時にニュージーランドドルも売られる動きとなりました。
農産物価格が相場に影響を与えやすい
ニュージーランドは原油や銅、鉄などを生産していますが、このような資源の価格よりも農産物の価格が相場に大きな影響を与えます。これは畜産や農産物が輸出の6~7割を占めているからです。
畜産や農産物の価格が上昇することで、ニュージーランドドルが高く評価されることを意味しています。ニュージーランドの農産物としては乳製品の製造量、輸出量が多いです。
生産した牛乳や乳製品の95%を輸出しています。ニュージーランドドルを評価する場合には、乳製品価格の動向をチェックするようにすれば大きな損失を防げるでしょう。
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ニュージーランドドル円の価格推移
- 過去20年間のチャートを振り返り
- 現時点での価格動向
過去20年間のチャートを振り返り
ニュージーランドドルは、2001年にITバブルの崩壊を受け1ニュージーランドドル50円前後と厳しい状況に陥りますが、その後徐々に景気は回復し2007年には95円台になります。
しかし、2008年に訪れたリーマンショックにより、再度ニュージーランドドルは苦境に立たされます。2009年1月には1ニュージーランドドル45円まで下落しました。
リーマンショックの影響が徐々に薄れるにつれて回復し、同年末には65円まで戻っています。その後は世界経済全体が回復していき、2014年9月には1ニュージーランドドル92円を記録しました。
その後は70円前後で推移していきますが、2020年3月の新型コロナウイルスの影響により再び大きく落ち込むことになります。
現時点での価格動向
2023年1月時点でのニュージーランドドルの価格は80円台前半で推移しています。ニュージーランドドルは新型コロナウイルスの影響により世界各国のGDPが落ち込んだことで下落を示しました。
政策金利は0.25%まで一気に引き下げられています。ただ、現在は段階的に利上げされたこともあり、2023年1月時点では4.25%まで政策金利は回復しています。
ニュージーランドドルは消費者物価指数やGDP、貿易収支や失業率などで大きく変動します。新型コロナウイルスの影響が落ち着いてくると予想される今後はどう推移するのか注目されています。
ニュージーランドドル円の今後の見通し
- 中国の経済状況によって変動する
- 政策金利は上昇し続ける見込み
- 実質GDPが上昇すれば買いが増える
中国の経済状況によって変動する
ニュージーランドドルは、今後も中国の経済状況に大きく左右されるでしょう。前述の通り、ニュージーランドの輸出先の多くは中国とオーストラリアです。
この2国は輸出先として全体の40%を占めており、中国は4分の1を占めている状況です。そのため、ニュージーランドドルで利益を獲得したいなら、中国経済の動向は注目すべきでしょう。
中国はゼロコロナ政策により、一時景気の低迷が続いていました。その影響はニュージーランドドルにも反映されています。
ただ、中国はコロナウイルスによる行動制限緩和を行ったことで経済が回復し、ニュージーランドドルへの影響が出る可能性があります。引き続き、中国の動向に注目しましょう。
政策金利は上昇し続ける見込み
ニュージーランドの政策金利は2021年頃より、インフレを抑え込むために利上げを繰り返していました。低迷状態が続いていた時期もありますが、今後も上昇し続ける見込みです。
2023年1月時点のニュージーランドドルの金利は4.25%とかなり高く、日本の政策金利は-0.10%のまま据え置きとなっています。
市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)によると、ニュージーランド準備銀行の政策金利は、2023年5月までに4.75%へと上昇するとの見方が有力視されています。
ニュージーランドドルと日本円との金利差はかなり大きくなっていくことが予想されます。これらのことを要因として今後も円安・ニュージーランドドル高の状態が続くことが予想されます。
実質GDPが上昇すれば買いが増える
新型コロナウイルスの影響により、2020年はニュージーランドに限らず世界各国でGDPが低下しました。2020年のニュージーランドのGDPは-11.0%と大きなマイナスになっています。
しかし、感染予防などにより経済活動が再開したことに連動してGDPも+13.9%と大幅に回復しています。実質GDPの動きがニュージーランドドルに大きな影響を及ぼすことは間違いありません。
実質GDPが上昇すれば、ニュージーランドドルの買いが増えますので、GDPの動きについてもしっかりと確認していきましょう。
ニュージーランドドル円は比較的安心できる通貨ペア!
ニュージーランドドル円は、世界の通貨の中でも安心感の高い通貨ペアと言えるでしょう。また、ニュージーランドドルは中国やオーストラリアの経済動向に大きく左右されます。
中でも中国の動きについては特に注目しておくべきです。新型コロナウイルスの影響など不安要素はあるものの、政策金利が上昇し続けているため投資家たちの期待は高まっています。
FXをはじめたばかりで、どの通貨ペアを購入するべきか迷っている人は、今後も金利の上昇が期待されるニュージーランド経済の動きを確認し、購入候補に入れてみることをおすすめします。