消費者金融のアコムを利用したいけれど、審査時の電話確認があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。 電話での在籍確認は、バレないように配慮されているとはいえ、できれば避けたいものです。 そこで今回は、アコムの審査において電話確認が実施されるのかどうかを紹介します。また、アコムでの借入金利や契約限度額、申し込みから返済までの流れや、それぞれの具体的な方法も解説しますので、お金の悩みを抱えている方はチェックしてみてください。
目次
アコムの審査の難易度はそれほど高くない
出典:アコム
申込方法 | WEB完結 (自動契約機、店頭、電話、郵送も可) |
---|---|
融資スピード | 最短30分融資 |
無利息期間 | 30日間 |
金利 | 3.0%~18.0% |
借入上限額 | 1万円~800万円 |
提携ATM | 三菱UFJ銀行、セブン銀行、イーネットなど |
\電話での在籍確認は原則なし/ アコム 公式サイトはこちら
消費者金融のアコムでは、借入の申し込みをすると審査が実施されます。 金融機関や消費者金融では、それぞれ基準を設けて審査を行うため、審査が甘い金融機関や消費者金融は基本的に存在しません。 ただし、銀行などの金融機関と比較した場合、消費者金融であるアコムでの審査の難易度はそれほど高くないといえます。
特に、借入額が低い場合(少額融資の場合)は、審査の難易度は低くなりやすい傾向があります。 なぜなら、貸し倒れが発生した場合の損害額が低くなるほか、少額融資では金利が高く設定されることで、利息によってお金を回収しやすくなるためです。 その他にも、消費者金融によって申込条件や審査が特徴的な場合があります。ここでは、アコムの申込条件や審査の特徴について紹介します。 アコムの特徴としては、次のようなポイントが挙げられます。
- アコムの申込資格に年収の定めはない
- アコムの審査通過率は約40%で低くない
- 電話の在籍確認は原則なし
アコムの申込資格に年収の定めはない
アコムでの借入に関しては年収の基準はなく、収入が安定して返済能力があれば、アルバイトやパートで働く方や、派遣社員の方、主婦(主夫)の方でも契約可能となっています。 アコムの申込資格は次のとおりです。
- 18歳以上であること(高校生を除く)
- 安定した収入と返済能力を有する方
- アコムの基準を満たす方
このように、収入については「安定して収入がある」「返済能力を有する」といった2点が定められていますが、年収額については明記されていません。 そのため、収入が安定していて返済能力があれば、年収が少なくてもアコムから借入ができる可能性があります。
またアコムが定める基準をクリアしている場合、自営業者でもカードローンを利用できるほか、アルバイトなどで安定した収入があれば、年金受給者や就職が内定している学生でも利用可能です。 ただし、年収や返済能力に応じて融資限度額が決められるため、希望する借入額が必ず通るとは限らない点には注意しましょう。 一方、年収額の条件はないものの、無収入の方や定期的な安定収入がない場合は、借入ができないと考えておいた方がいいでしょう。
アコムの審査通過率は約40%で低くない
アコムの審査に通過できる確率は、2022年11月時点で40.9%、2022年3月から2022年11月までの累計で39.0%です。 アコムで実施される審査について、審査基準は公表されていません。しかし、実際の申込件数、新規契約となった件数や割合については、公式に発表されています。 2023年1月時点でアコムから発表されている最新の月次時データによれば、直近のアコムでの新規貸付率は次のようになっています。
月 | 新規貸付率 |
---|---|
2022年10月 | 40.5%(前年同月比1.0%減) |
2022年11月 | 40.9%(前年同月比3.4%減) |
2023年3月期(2022年3月~11月)の累計 | 39.0%(前期比3.3%減) |
※提携カード分を除く
※参照:DATABOOK Monthly Report 2022年11月末
これを見ると、銀行と比較して審査の難易度が低い傾向にあるとはいえ、審査に通過できる確率は決して高くないことがわかります。
また、上記のようなデータは他の大手消費者金融も発表しています。2023年1月時点で発表されている最新データによる新規貸付率(=審査に通過する確率)は次のとおりです。
消費者金融 | 月 | 新規貸付率 |
---|---|---|
アイフル | 2022年11月 | 33.0% |
プロミス | 2022年9月 | 40.9%(前年同月比1.3%増) |
レイクALSA | 2022年9月 | 32.6% |
アコム | 2022年11月 | 40.9%(前年同月比3.4%減) |
※アイフルのデータは無担保新規成約率から抽出
※プロミスはSMBCコンシューマファイナンスの月次営業指標のうち、成約率から抽出
※レイクALSAは株式会社SBI新生銀行の2023年3月期第2四半期データブックのうち、成約率から抽出
※参照:アイフル月次推移
※参照:SMBCコンシューマファイナンス月次営業指標
※参照:新生銀行 四半期データブック2022年9月末
消費者金融ごとに比較した場合、アコムやプロミスの新規貸付率(成約率)は高く、新規貸付率は約40%となっています。 一方、アイフルとレイクALSAは33%前後となっており、他社と比較して審査通過率が低いことがわかります。 アコムは大手消費者金融の中でも、審査に通過できる確率が高いので、借入を希望する場合は積極的に利用を検討するとよいでしょう。
電話の在籍確認は原則なし
アコムでは、電話での在籍確認を原則実施していません。また、在籍確認が必要になった場合でも、顧客の同意を得ずに実施されることはありません。 在籍確認とは、カードローンの申し込みをした人の返済能力について見極めるために行われる審査項目の1つで、申告された勤務先に在籍していることを電話で確認するものです。在籍確認を行う消費者金融では、在籍確認が完了するまで審査が完了しません。
消費者金融や利用者に対して貸付を行う場合、勤務先情報は返済能力を判断するための材料の1つとなります。安定した企業や官公庁、役所などに勤めていれば、収入の安定性や将来的な増加を期待できるため、返済に困る可能性が低いと判断されます。
貸金業者が融資を実施する場合、カードローンに限らず在籍確認が行われるのが原則です。 なぜなら、貸金業法によって貸金業者は顧客の返済能力を確認するための調査を行うことが義務付けられているためです。 ただし、在籍確認の方法については、ローンの種類や貸金業者によって異なるケースがあります。 現在、アコムでは、原則として勤務先への電話での在籍確認を行っていません。
アコムでは、電話以外の在籍確認の方法について公式には発表していないため、その内容はわかりませんが、おそらく提出書類による在籍確認を行っているものと思われます。 ただし、審査状況によっては、同意のうえで在籍確認が実施されるケースもありますので、注意しましょう。 また、勤務先への電話による在籍確認をどうしても避けたい場合は、担当者に事前に相談してみましょう。
アコムの特徴
出典:アコム
申込方法 | WEB完結 (自動契約機、店頭、電話、郵送も可) |
---|---|
融資スピード | 最短30分融資 |
無利息期間 | 30日間 |
金利 | 3.0%~18.0% |
借入上限額 | 1万円~800万円 |
提携ATM | 三菱UFJ銀行、セブン銀行、イーネットなど |
【お友達紹介】ギフト券プレゼント
・ご紹介いただいたご友人・知人が専用URLからアコムと初めて新規契約 + お借入れいただくことが条件。 紹介した人 + 紹介された人へ5,000円分のEJOICAセレクトギフトをプレゼント。
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ここではアコムのカードローンの特徴について紹介します。アコムのカードローンの概要は次のとおりです。
融資額 | 1万円~800万円 |
貸付金利(実質年率) | 3.0%~18.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・返済回数 | 最終借入れ日から最長9年7ヶ月、1回~100回 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
担保・連帯保証人 | 不要 |
融資までのスピード | 最短30分 |
無利息期間 | 30日間(初めての利用の場合に限る) |
借入方法 | 振込融資、ATMでの借入 |
返済方法 | インターネット、アコムATM、提携ATM、振込、口座振替(自動引き落とし) |
特徴の一部について詳しく解説します。
金利は契約限度額に応じて変化する
アコムでの借入に適用される金利は3.0%~18.0%ですが、金利は契約限度額に応じて変動します。 具体的な契約限度額と適用金利は次のとおりです。
契約限度額 | 貸付利率(実質年利) |
---|---|
1万円~99万円 | 7.7%~18.0% |
100万円~300万円 | 7.7%~15.0% |
301万円~500万円 | 4.7%~7.7% |
501万円~800万円 | 3.0%~4.7% |
貸付利率の上限については、利息制限法と出資法の2つの法律によって規制されています。利息制限法による上限金利は、元金に応じて次のように規制されています。
- 元金が10万円未満の場合の上限金利:年20%
- 元金が10万円以上100万円未満の場合の上限金利:年18%
- 元金が100万円以上のときの上限金利:年15%
※参照:日本貸金業協会 アコムを含めた貸金業者は、貸付額に応じて上記の上限金利で融資をする必要があり、それらを超える金利については、行政処分の対象となります。 また、出資法では上限金利を20%に規制しており、それを超える金利は刑事罰の対象となります。
返済方法は5種類ある
アコムでは、返済方法が5種類用意されており、さまざまな方法を選択できます。 具体的な返済方法は次のとおりです。
- インターネットから返済する
- アコムATMから返済する
- 提携ATMから返済する
- 振込で返済する
- 口座振替(自動引き落とし)で返済する
返済方法の詳細は後述しますが、自分の都合に合わせて返済方法を選択できるのは便利といえるでしょう。
増額することもできる
アコムでは契約後に契約限度額を増額することも可能です。 ただし、初回契約時の限度額を超える金額の借入を希望する場合は、契約限度額の増額を申請する必要があります。 増額するための手続き方法は次のとおりです。
- アコムのマイページから手続きする
- アコム総合カードローンデスクに電話する
- 自動契約機(むじんくん)で手続きする
- アコムATMで手続きする
最も簡単な方法は、アコムのマイページから申請する方法です。マイページにログインして、メニューから[契約内容を変更する]、[ご利用可能額を増やす]の順に選択します。 次に、契約極度額(契約限度額)など必要情報を入力して、確認画面で[契約する]を選択し、[ご契約内容の変更が完了しました]と表示されれば、増額手続きは完了です。 マイページのメニューに[ご利用可能額を増やす]と表示されていない場合は、アコム総合カードローンデスクへの問い合わせが必要になります。 次の電話番号に電話をして利用限度額の増額について相談しましょう。
問い合わせ窓口 | アコム総合カードローンデスク | 0120-629-215 受付時間:平日9時~18時 |
自動契約機(むじんくん)で増額手続きを行う場合、本人確認書類を持参します。書類の詳細は後述しますが、運転免許証やマイナンバーカード、パスポート、保険証が必要です。
後は、自動契約機の案内に沿って手続きをすれば、増額手続きが完了します。 アコムATMを利用する場合は、ATM画面の右下にある[極度額等の変更申込]を選択した後、案内に沿って手続きを行います。 なお、ATMに[極度額等の変更申込]と表示されない場合は、先述したアコム総合カードローンデスクに問い合わせてください。
アコムのメリット
アコムを利用するメリットは次のとおりです。
- 初めての契約なら30日間は無利息で利用できる
- 申し込みは24時間365日可能 スマホアプリを利用できる
- 女性専用ダイヤルが用意されている
- クレジット機能の付いた「ACマスターカード」も利用できる
初めての契約なら30日間は無利息で利用できる
アコムを利用するメリットの1つが、初めての契約の場合に限り、契約から30日から無利息で借入ができることです。 一般的に、カードローンなどの借入を利用する場合、契約限度額に応じて利息が発生します。 利息の上限については先述したとおりですが、100万円未満の借入では18.0%、100万円以上の借入では15.0%を上限とする金利が設定されます。
顧客は、毎月借入れた金額の返済に加えて、残高にかかる利息を支払うことになります。 アコムでは、借入契約が初めての顧客に対して、利息が発生しない「無利息期間」を設定しています。無利息となるのは契約日の翌日から30日間です。 つまり、その期間に借入を完済した場合、利息を支払う必要はありません。 また、カードローンでは契約限度内であれば繰り返し借入を利用できますが、その場合でも無利息期間内に返済が完了すれば、利息は発生しません。
ただし、無利息期間の終了の翌日からは通常金利が適用になり、残高に対して利息が発生するため注意が必要です。 また、無利息期間中の返済金額は全額借入元金の返済に充てられますが、ATM手数料などが発生した場合は、手数料・元金の順に充当されます。 さらに、アコム側が不適当と判断した場合、無利息期間が適用されないケースもあるため注意しましょう。
申し込みは24時間365日可能
アコムでは、借入の申し込みに24時間365日対応しているのも、利用するメリットとなります。 アコムでの借入の申込方法は次の4つです。
- インターネットでの申し込み
- 電話での申し込み
- 店舗で申し込み
- 郵送での申し込み
借入の申込方法の詳細は後述しますが、インターネットからの申し込みと電話での申し込みに対して、アコムは24時間365日対応しています。 ただし、18時以降の電話での申し込みの場合、申し込みが受理されるのは翌日となります。 また、これら4つの申込方法のうち、最も早く手続きが完了するのはインターネットからの申し込みです。 インターネットから申し込めば、審査までがスムーズに進むため、借入ができるまでの時間も最も早くなります。
スマホアプリを利用できる
スマホアプリを使って借入・返済・その他の手続きなどができる点も、アコムを利用するメリットといえます。 アコムの公式スマホアプリ「myac」を使えば次のようなことができます。
- 生体認証でスムーズにログインできる
- 必要書類を簡単に提出できる
- 利用状況を確認できる
- カードなしで借入や返済ができる
- クレジットカード情報を確認できる
スマートフォンに登録している指紋認証機能や顔認証機能を使ってアプリにログインできるため、パスワードを忘れてしまう心配がなく、スムーズなログインが可能です。 また、運転免許証や収入証明書などの必要書類は、アプリを使えば写真を撮影してそのまま提出できます。さらに本人確認もアプリで完了するため、スピーディーに手続きを済ませられます。
アプリのホーム画面では、現状の利用可能金額や直近の返済日を確認できるほか、返済期日の3日前と当日にアプリから通知が来るため、支払い忘れを防ぐことも可能です。 借入や返済、増額申請などの手続きもすべてアプリから行えるため、アコムに関する手続きをアプリで完了させられる点も便利でしょう。 また、借入や返済はアプリを使ってQRコードを読み込むだけで行えます。
ローンカードがなくても、スマートフォン1つで取引可能です。 さらに、アコムではクレジットカードも発行していますが、カード番号や有効期限、セキュリティコードをアプリから確認できます。 ネットショッピングでカード情報の入力が必要となった場合などに便利な機能といえるでしょう。 アコムの公式アプリ「myac」はiPhone版・Android版それぞれリリースされていますので、使用しているスマートフォンの種類を選ばずに利用可能です。 初めてアコムを利用する場合はもちろん、すでに利用している方にとっても便利なアプリですので、ぜひ活用してみるといいでしょう。
クレジット機能の付いた「ACマスターカード」も利用できる
クレジット機能の付いたローンカード「ACマスターカード」を利用できるのも、アコムのメリットです。 アコムでは、ローンカードにショッピング機能が付帯している「ACマスターカード」を提供しており、現物のプラスチックカードのほか、アプリ内で利用できるバーチャルカードも利用可能です。 年会費無料でコストがかからないことに加え、自動契約機を利用すればその場でクレジットカードが発行されるため、契約当日にカードを受け取れます。
クレジットカードの国際ブランドはMastercardとなっており、国内外のMastercard加盟店での支払いに利用できます。 ショッピングの利用限度額は最高300万円まで、手数料率は10.0%~14.6%となっています。なお、クレジットカードとカードローンの利用合計金額の上限は800万円までです。 毎月のクレジットカードの利用金額から0.25%が自動でキャッシュバックされるほか、Apple PayやGoogle Payといったキャッシュレス決済にも対応しているため、さまざまな場面で便利に利用できるクレジットカードとなっています。
初めてアコムと契約する場合は、申し込み時にクレジットカードの発行を希望できます。無事契約となった場合は、最寄りの店舗または郵送にてクレジットカードを受け取り可能です。 すでにアコムを利用している場合は、インターネットや店舗、郵送での手続きでクレジットカードを発行できます。 利用時の注意点としては、支払回数を必ず1回払いとする必要があることが挙げられます。
1回払いを選択すると自動的にリボルビング払いとなります。 なお、分割払いやボーナス払いを選択した場合は支払いができないため注意しましょう。 また、一度クレジットカードを発行すると、暗証番号の変更はできません。 暗証番号の変更のためには、クレジットカードの再発行が必要になり、自動契約機もしくはアコム総合カードローンデスクでの問い合わせ・手続きを行うことになります。 誤った暗証番号を繰り返し入力すると、IC対応端末でカードが利用できなくなるため、十分に注意しましょう。
アコムのデメリット
アコムを利用する場合、次のようなデメリットがあります。
- 提携ATMを利用すると手数料がかかる
- 借入額は年収の3分の1までに制限される
提携ATMを利用すると手数料がかかる
アコムでは提携ATMを利用して取引ができますが、その際手数料が発生する点がデメリットとなります。 アコムと提携している金融機関やATMは次のとおりです。
- 三菱UFJ銀行
- セブン銀行
- コンビニATM E.net(ファミリーマート、ポプラ、デイリーヤマザキなど)
- ローソン銀行ATM
- イオン銀行
- 北海道銀行
- 北陸銀行
- 東京スター銀行
- 八十二銀行(カードローンの借入のみ利用可能)
- 三十三銀行
- 広島銀行
- 西日本シティ銀行
- 福岡銀行
- 十八親和銀行
- 熊本銀行
- クレディセゾン
上記の金融機関やATMでは、一部を除いてアコムからの借入や返済、入金などの取引に対応しています。 ただし、提携ATMを利用する際には、取引額が10,000円以下の場合は110円、10,000円を超える場合は220円の手数料を負担する必要があります。
また、銀行振込での返済の場合も手数料コストが発生するほか、具体的な金額は金融機関によって異なるため、事前に確認したほうがいいでしょう。 なお、インターネットから返済した場合は手数料が発生しないため、手数料をできるだけ抑えたい場合はインターネット返済を利用しましょう。
借入額は年収の3分の1までに制限される
アコムなどの貸金業者からの借入額は年収の3分の1までに制限される点もデメリットといえるでしょう。 貸金業者からの借入金額については、貸金業法によって規制されているためです。 貸金業法では、過度な借入から消費者を守ることを目的に、年収などを基準についてその3分の1を超える貸付を原則的に禁止しています。これを、総量規制といいます。 例えば、カードローンの申し込みをした人の年収が450万円だった場合、貸金業者が貸付けられる金額の上限は150万円となります。
貸金業者は借り手の収入や借入状況、借入の目的などに応じて貸付を行う必要があり、借り手が返済期間内に完済することが合理的に難しいと思われる「返済能力を超える貸付」が禁じられています。 借入の申し込みがあった際に、借り手にとって「返済能力を超える貸付」にあたるかどうかを判断するための材料の1つとして、新たな貸付によって借入残高が年収の3分の1を超えるかどうかが確認されます。
なお、総量規制の対象となるのは貸金業者(財務局や都道府県に登録されている貸付業務を行う業者)であり、銀行のカードローンやクレジットカードのショッピング枠などは、総量規制の対象となりません。 アコムだけではなくアイフルやプロミスなどの貸金業者から借入をする場合、借入残高の上限が年収の3分の1までに制限されることを理解しておきましょう。
アコムの審査時間はどのくらい?申し込みから結果通知までの流れ
アコムを初めて利用する場合、審査にどれくらいの時間がかかるのか気になるかもしれません。 また、どのように申し込めばいいのか、どのような書類を準備すればいいのか、わからないケースもあるでしょう。 そこで、アコムでの借入の申込方法や必要書類、審査時間などについて解説します。
アコムの審査で必要な書類
アコムに借入の申し込みをする場合、特定の書類の提出が求められます。 提出が必要な書類は次の2種類です。
- 本人確認書類
- 収入証明書(必要な方のみ)
本人確認書類は、申し込み時に必ず提出が求められる書類です。本人確認書類として提出できるのは次の4点です。
- 運転免許証(表面・裏面)
- マイナンバーカード(表面のみ)
- パスポート(写真・住所記載部分)
- 各種保険証(表面・裏面)
また、本人確認書類は提出方法によって必要な数が異なります。 スマホアプリやインターネットから提出する場合は、上記の書類のうち1点を提出します。 一方、店舗で書類を提出するケースで、保険証を提出する場合のみ、住民票の写しか電気・ガス・水道などの公共料金の領収書を補足書類として提出しなければなりません。 また、提出する書類は有効期限内のものに限るほか、書類によってはマイナンバーや本籍地、保険者番号などをふせんなどでかくして提出する必要があるため、提出方法を事前に確認することが大切です。 次に、次のいずれかに該当する場合は、収入証明書の提出が求められます。
- アコムでの契約が50万円を超える場合
- 他社も含めた借入総額が100万円を超える場合
- すでに提出している収入証明書類が3年以上経過している場合
- 借入の上限額が契約極度額未満の場合
- 契約極度額の増額審査を希望する場合 など
また、収入証明書として提出可能な書類は次のとおりです。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 市民税・県民税額決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書・青色申告書・収支内訳書
さらに、各書類を提出できる有効期限は次のとおりです。
種類 | 有効期限 |
---|---|
源泉徴収票 | 最新年度のもの |
給与明細書 | 直近2ヶ月分 ※ボーナスがある場合は直近1年分の賞与明細書も必要 |
市民税・県民税額決定通知書 | 現在発行(交付)される最新年度のもの ※最新年度のものが発行されていない場合は、前年度のものでも有効 |
所得証明書 | 現在発行(交付)される最新年度のもの ※最新年度のものが発行されていない場合は、前年度のものでも有効 |
確定申告書・青色申告書・収支内訳書 | 最新年度のもの |
これらの収入証明書は、スマホアプリやインターネットから提出するか、店舗への持参、FAX、専用封筒などで提出可能です。
アコムの申込方法は4種類
アコムに借入を申し込む方法は次の4つです。
- インターネットでの申し込み
- 店舗での申し込み
- 電話での申し込み
- 郵送での申し込み
インターネットでの申し込みでは、申し込みから最短30分で借入ができる可能性があります。そのため、すぐにでもお金を借りたい場合からは、インターネットから申し込みましょう。 インターネットから申し込むには、公式サイトにある[今すぐお申込み]ボタンを選択してから、必要事項を記入して申し込みを行います。 その後、必要書類を提出すると審査が実施され、審査に通過できればメールで通知されます。内容に同意できる場合は契約となり、借入が可能になります。
カードを受け取る場合は、近隣店舗を訪問するか、郵送のいずれかを選択します。また、カードレスでの契約も可能です。 電話で申し込む場合は、以下の電話番号に連絡をします。
電話での申し込み電話番号 | 0120-07-1000 |
※18時以降の電話となった場合、申し込みの受付は翌日となる。 申し込み後に必要書類の提出、審査内容への同意を経て契約が締結されれば、借入が利用できます。ローンカードを受け取るには店舗への来店または郵送のいずれかを選択します。
店舗での申し込みの場合は、必要書類を持参のうえで、自動契約機かアコムの店頭窓口を訪問します。 なお、来店前にインターネットで申し込みをしておくと、来店後の手続きを短縮できるため便利です。 申込手続き後は、その場で審査結果を知ることができ、内容に同意すれば契約・借入となります。ローンカードもその日に受け取れるので、そのままATMから借入ができます。
郵送の場合、電話での申し込み電話番号(0120-07-1000)に電話をして申し込み用の書類を請求します。 申込書類に必要事項を記入した後、必要書類の写しを同封してアコムに返送すれば、申込手続きは完了です。 その後、審査結果は電話にて通知されます。内容に同意できれば契約完了となり、契約書類とローンカードが自宅に郵送されます。
カード受け取り後は、アコム公式からマイページにログインするか、上記の電話番号まで連絡すれば、借入が利用できるようになります。
アコムでの審査
アコムでは、借入の申し込みがあった場合に、一人ひとりに対して審査を行います。 カードローンの審査は、基本的に顧客の返済能力を判断するために実施されます。 審査時に確認される項目は次のとおりです。
- 申込情報
- 信用情報
- 本人確認書類
申込情報とは、顧客が申し込み時に記入した個人情報のことで、顧客の属性に関する情報を指します。 申込情報の中で主に確認されるのは次の項目です。
- 年齢
- 年収
- 他社の借入状況
年齢が確認されるのは、アコムなどのカードローンの貸付条件に対象年齢が定められているためです。 アコムでは申し込みの年齢制限として、高校生を除く18歳以上であることを条件としています。 また、年収は返済能力を測る基準となります。
アコムでは、申し込みをした本人に安定した収入があることを貸付条件としているため、年収については必ず確認されると考えておきましょう。 さらに、他社からの借入状況についても必ず確認されます。貸金業者が貸付を行う場合、総量規制に則った金額での貸付が必要で、年収の3分の1を超える貸付は原則禁止されています。
そのうえ、契約限度額を決める材料となることからも、他社からの借入状況の確認は審査における重要項目といえるでしょう。 また、信用情報とは申し込みをした本人の信用を判断するための要素となります。 信用情報は信用情報機関に登録・管理されており、カードローンの申し込みがあった際には、貸金業者が各機関の情報を照会して内容を確認します。 信用情報には、次のような情報が登録されています。
- 本人を特定する情報
- カードローンやクレジットカードなどの申込情報や契約内容
- 債務整理、自己破産など取引事実
中でも、カードローンやクレジットカードの利用状況の中で、過去に返済を遅延したり延滞したりしていないか、債務整理などを行っていないかなどが確認されます。 これらの情報が登録されていると、申し込みをした本人が信用できないと判断され、審査に通過できなくなる可能性が高くなります。 信用情報について不安に感じる場合は、信用情報機関への開示請求も可能ですので、チェックしてみるといいでしょう。
審査結果の通知は最短30分
アコムでは、申し込み手続きが完了した後、すぐに審査が行われます。 審査では先述した申込情報と信用情報、本人確認書類などが重点的に確認され、申込者に対して貸付をするかどうか、貸付をする場合は限度額をいくらに設定するかが決定されます。 審査が完了した場合、申し込み者本人に審査結果が通知されますが、アコムでは審査開始から最短30分の早さで審査結果がわかるようになっており、契約後はすぐに借入を利用可能です。 そのため、申し込みや審査開始のタイミングによっては、申し込み即日中に融資を受けられます。
アコムで借りた場合の返済シミュレーション
出典:アコム
申込方法 | WEB完結 (自動契約機、店頭、電話、郵送も可) |
---|---|
融資スピード | 最短30分融資 |
無利息期間 | 30日間 |
金利 | 3.0%~18.0% |
借入上限額 | 1万円~800万円 |
提携ATM | 三菱UFJ銀行、セブン銀行、イーネットなど |
\電話の在籍確認は原則なし/ アコム 公式サイトはこちら
アコムでの借入を利用した場合、返済金額や期間、回数などがどれくらいになるのかを把握しておかないと、返済が負担になってしまうおそれがあります。 そこで、ここではアコムのカードローンで借入をした場合、どのような返済になるのか解説します。 具体的には、次の2つのパターンについて紹介します。
- 20万円を最大金利で借りた場合
- 100万円を年率15%で借りた場合
20万円を最大金利で借りた場合
まずは、20万円を最大金利で借りた場合の返済について考えてみましょう。 アコムで20万円を借入れる場合の上限金利は年率18.0%です。また、利息は次の計算式で算出します。
- 借入残高×借入利率÷365×利用日数=利息
実際にアコムで20万円を借入れた場合の返済回数・各回の返済金額・返済総額は次のとおりです(※毎月指定日での返済=おおよそ30日ごとに返済の場合)。
借入金額 | 返済期間 | 返済回数 | 返済金額 | 返済総額 |
---|---|---|---|---|
20万円 | 1年以内 | 12回 | 19,000円 | 219,040円 |
20万円 | 2年以内 | 24回 | 10,000円 | 238,870円 |
20万円 | 3年以内 | 32回 | 8,000円 | 251,562円 |
20万円 | 4年以内 | 47回 | 6,000円 | 277,598円 |
※毎月指定日での返済の場合 20万円を金利18.0%で借りて、返済金額は毎回19,000円にした場合、返済回数12回(返済期間1年以内)、返済総額は219,040円となり、利息の総額は19,040円となります。 一方、返済金額を毎回6,000円にした場合、返済回数47回(返済期間4年以内)、返済総額は277,598円となり、利息の総額は77,598円になります。 また、10回返済と47回返済では支払う金利の金額差が58,558円となります。 返済金額を減らすことで、毎月の返済にかかる負担は減らせますが、その分返済回数が多くなるため、利息を含めた返済総額が大幅に増えることがわかります。
返済回数を少なくすることで、毎回の返済にかかる負担は大きくなるものの、返済総額はかなり抑えることができるでしょう。 20万円の少額融資でも、年率18.0%の金利が付くことによってこれだけの利息が発生します。 そのため、借入の前にはどれくらいの金額を返済していくのか、計画しておくことが大切になるのです。
100万円を年率15%で借りた場合
次に、アコムから100万円を年率15.0%で借りた場合の返済について考えてみましょう。 実際にアコムで100万円を借入れた場合の返済回数・各回の返済金額・返済総額は次のとおりです。
借入金額 | 返済期間 | 返済回数 | 返済金額 | 返済総額 |
---|---|---|---|---|
100万円 | 1年以内 | 12回 | 91,000円 | 1,083,094円 |
100万円 | 2年以内 | 23回 | 51,000円 | 1,154,378円 |
100万円 | 3年以内 | 36回 | 35,000円 | 1,244,878円 |
100万円 | 4年以内 | 48回 | 28,000円 | 1,332,926円 |
100万円 | 5年以内 | 60回 | 24,000円 | 1,421,355円 |
※アコム公式サイトの返済シミュレーションにてリサーチした結果 借入金額が100万円になると、返済金額も高額になってきます。金利15.0%、金額100万円の借入を1年で完済する場合(返済回数12回)、毎回の返済金額は91,000円、返済総額1,083,094円、利息の総額は82,456円になります。 5年以内で完済する場合(返済回数60回)、毎回の返済金額は24,000円、返済総額は1,421,355円、利息の総額は421,355円になります。 また、12回返済と60回返済で支払う利息の差は338,899円となります。
借入金額が100万円の場合、短期間で完済しようとすると、毎月の返済にかかる負担は相当大きくなることがわかります。その分、実際に12回で完済できた場合、支払う利息は約8万円で済みます。 返済回数60回、返済期間5年で完済する場合でも、毎月の返済金額は24,000円とそれなりの負担となります。
また、返済期間が長くなるほど支払う利息の金額は大きくなり、100万円の借入を60回で返済すると、利息の金額は40万円を超えます。 このように、借入金額が大きくなるほど、返済にかかる負担や利息の支払総額も大きくなります。 借入金額に対する返済負担のスケール感を把握しておかなければ、完済するまでの計画を立てたり、イメージしたりすることは難しくなるでしょう。 やはり、カードローンの利用と返済は計画的に行わなければなりません。
アコムで選べる借入方法は3種類
アコムの借入方法には次の3つがあります。
- 振込キャッシングの借入
- アコムATMでの借入
- 提携ATM(セブン銀行ATMなど)での借入
それぞれの借入方法について解説します。
振込キャッシング
アコムでは振込キャッシングによる借入を利用できます。 振込キャッシングとは、アコムから顧客名義の金融機関の口座へ直接振込をするサービスのことです。 振込キャッシングでは、取引手数料がかからないことに加え、24時間365日借入が可能です。また、借入手続きから最短10秒で借入金が口座に振り込まれます。 振込で借入をしたい場合の方法は次のとおりです。
- インターネットで手続きをする
- スマホアプリで手続きをする
- 電話で手続きをする
インターネットから手続きする場合は、アコム公式サイトからマイページにログインして[振込で借りる]を選択します。 必要情報を入力して、確認画面で[送信ボタン]を選択すれば、手続きは完了します。 スマホアプリから手続きをする場合は、アプリにログインした後、メニュー内の[お金を借りる]から[口座振込で借りる]を選択します。 必要情報を入力して、確認画面で[お申し込み]を選択すれば手続き完了です。 電話での手続きの場合は、次のいずれかの電話番号に連絡しましょう。
担当窓口 | 電話番号 |
---|---|
アコムプッシュホンサービス(自動音声) | 0120-134-567(0:10~23:50) |
アコム総合カードローンデスク(担当者受付) | 0120-629-215(平日9:00~18:00) |
案内に内容に沿って手続きすれば、振込キャッシングに対応してもらえます。 ただし、振込キャッシングを利用する場合は、金融機関口座の登録が必要ですので注意してください。
アコムATM
アコムではATMでお金を借りることもできます。 アコムでは、全国のアコム店舗に専用ATMを設置しています。
- アコムのATMで借入をする場合は、ATMにローンカードを挿入して、4桁の暗証番号を入力します。
- 画面に表示されるボタンの中から[ご融資]を選択します。融資可能な金額が表示されるので、借りたい金額を入力して最後に[円]を押します。
- ATMから明細書とカードを受け取った後、現金を受け取れば借入完了です。
なお、アコムATMは全国各地の主要駅周辺や商業地域など、さまざまな場所に設置されています。営業時間は設置場所によって異なり、24時間営業のATMや朝から深夜まで利用可能なATMなどがあります。 ATMで借入をする場合は、利用するATMの営業時間を事前に調べておくことをおすすめします。 また、アコムATMは毎週月曜日の1:00から5:00の間は定期点検のため、ATMが利用できません。24時間営業でもATMを利用できないときがあるので注意しましょう。
提携ATM(セブン銀行ATM)
アコムでは、提携しているコンビニエンスストアや金融機関のATMからも借入を利用できます。 ここでは、セブン銀行ATMでの借入方法を解説します。
- ローンカードをセブン銀行ATMに挿入し、ご希望の取引の中から[ご出金(借入)]を選択します。
- 4桁の暗証番号を入力した後、借りたい金額を入力して[確認]を選択すれば、明細書とカードを受け取った後に現金を受け取れます。
- また、セブン銀行ATMではローンカードを使わずに、スマホアプリで借入ができます。
- アコムの公式アプリを開いて[スマホATMで借りる・返す]を選択し、QRコードの読み取り画面を表示します。
- セブン銀行ATMで[スマートフォンでの取引]を選択し、ATMに表示されるQRコードをスマホアプリで読み取ります。
- 次に、アコムの企業番号や暗証番号を入力し、再度に借入金額を入力して[確認]を選択すれば、借入手続きは完了です。
提携している金融機関などは先述のとおりで、ATMの営業時間はそれぞれ異なりますので、事前の確認が必要です。 なお、セブン銀行ATMは毎日23:50~0:10の間、イオン銀行ATMは23:45~0:10の間はそれぞれ利用できないため、注意してください。
アコムで選べる返済方法は5種類
アコムでは、次の5つから返済方法を選択できます。
- インターネットでの返済
- アコムATMでの返済
- 提携ATMでの返済
- 振込での返済
- 口座振替(自動引き落とし)での返済
インターネット
アコムではインターネットから借入金額の返済が可能です。
- アコムの公式サイトからマイページにログインして[インターネットで返す]を選択します。
- 返済金額などの情報を入力して[金融機関でお手続きを進める]を選択すると、外部サイトへと移動します。
- インターネットバンキングが利用可能な金融機関を選択してログインした後に、決済口座の選択と支払手続きをしましょう。
支払いが実行されてから、30分以内程度で返済は完了し、マイページに記載されている借入残高が変更されます。 なお、インターネットでの返済は、インターネットバンキングが可能な金融機関からの返済のみ利用可能です。 また、次に挙げる日時や時間帯はメンテナンスが実施されるため、インターネット返済を利用できませんので注意しましょう。
- 毎週月曜日1:00~5:00
- 毎月第3日曜日0:00~5:00(6月・9月は0:00~6:00)
- 1月1日20:00~1月2日6:00
- その他、各金融機関のメンテナンス日
アコムATM
アコムATMでも借入金額の返済ができます。
- アコムATMにローンカードを挿入して、4桁の暗証番号を入力します。次に、ATMの画面に表示されるボタンの中から[ご返済]を選択してください。
- 現金をATMの投入口に入れて[読取]を選択し、画面に表示された金額に間違いがなければ[確認]を選択します。
- 明細書とローンカードを受け取れば、ATMでの返済は完了です。
ATMでの借入の項目でも解説したとおり、アコム専用ATMは設置場所によって営業時間が異なるため、利用したいATMについては事前に営業時間を確認するといいでしょう。
提携ATM
アコムでは提携先のATMでも返済できます。 ここでは、セブン銀行ATMから返済する手順を解説します。
- ローンカードをセブン銀行ATMに挿入して、画面に評されるボタンの中から[ご入金(返済)]を選択します。
- 続いて、4桁の暗証番号を入力し、入金する口座を選択します。なお、カードローンとショッピングそれぞれの返済を行う場合は、別々の手続きが必要です。
- 次に、セブン銀行ATMに紙幣を投入します。画面に表示される内訳に間違いがなければ[確認]を選択して明細書とカードを受け取れば返済完了です。
振込
アコムでは振込でも借入金額の返済が可能です。 振込で返済するには、アコムの公式サイトからマイページにログインして[振込で返す]を選択します。 次に、振込先の口座情報が表示されていることを確認して、当該口座に振り込みをすれば返済は完了です。 なお、振込での返済時にはいくつか注意点があります。 振込の宛先は「アコム(株)」に、振込依頼人の名義は「氏名+会員番号」にする必要があります。会員番号とは、ローンカードに記載されている8桁の番号を指します。 また、振込手数料は自己負担となるほか、アコムの休業日に振込返済をした場合は、翌営業日に返済取引が更新されます。
口座振替(自動引き落とし)
アコムでは口座振替での返済も可能です。 口座振替での返済をするためには、事前に口座振替の申し込みをしておく必要があります。
- 公式サイトからマイページにログインして[口座振替(自動引き落とし)の申込]を選択します。
- 次の画面で、引き落しの対象となる金融機関の口座が表示されていることを確認して[次へ]を選択しましょう。
- 画面に表示されている内容に間違いがなければ[金融機関サイトへ]を選択して、各金融機関のサイト上で口座振替の申し込み手続きを行います。
- 最後に[収納企業に戻る]と[収納企業へ通知]を選択してアコムのページに戻ると、申し込みが完了した旨が画面に表示され、手続きは完了します。
- 口座振替の登録が毎月20日までに完了した場合、最短で翌月から口座振替による返済が開始されます。
なお、アコムのマイページ上で金融機関口座の登録をしていない場合は[口座登録はこちら]を選択して、引き落しをする金融機関口座の登録をしましょう。
なお、口座振替による返済が実施された場合の名義は、ゆうちょ銀行なら「ACサービス自払」、ゆうちょ銀行以外の金融機関なら「SMBC(ACサービス)」と表示されます。 また、引き落し日は毎月6日隣、6日が金融機関の休業日の場合は、得営業日が引き落し日となります。 ちなみに、口座振替の返済をしてから借入残高に反映されるのは、引き落し日から数えて3営業日の翌日となります。 実際に引き落しがあってから借入残高が変動するまでタイムラグがあるため注意しましょう。
アコムについてよくある質問
最後に、アコムについてよくある質問に回答します。
会員ページにログインできないのですが?
設定したWEBパスワードを忘れてしまった場合、マイページにログインできなくなることがあります。 また、WEBパスワードを設定していない場合、誤った暗証番号を一定回数入力してしまうと、やはりマイページにログインできなくなります。
WEBパスワードを忘れてしまった場合は、ログインページ上に記載されている[WEBパスワードをお忘れの方はこちら]を選択したのち、暗証番号と会員番号を入力して[認証]を選択します。 次の画面で[ワンタイムパスワード送信]を選択し、ショートメッセージに送付されたワンタイムパスワードを入力して[認証]を選択してください。 次の画面で新しいWEBパスワードを設定できます。 暗証番号のご入力でログインできなかった場合は、先述したアコム総合カードローンデスクに連絡して対応してもらいましょう。
誰でも借りられるって本当ですか?
アコムでは誰でも借入が利用できるわけではありません。 アコムでは、高校生を除く18歳以上の方で、安定した収入がある人なら借入の申し込みが可能です。 そのため、年齢が18歳に満たない場合や、安定した収入がない場合は、申し込みができません。 一方、学生やアルバイト・パートの方であっても、年齢条件と安定収入があれば申し込みは可能です。 なお、アコムでは独自の貸付基準を設けているため、上記の条件をクリアしても借入が利用できないケースもある点には注意しましょう。
無職でも借りられますか?
無職の場合は、アコムでの借入は難しいといえます。 先述したとおり、アコムに申し込むためには、安定した収入があることが条件となっているためです。 ただし、いくつか例外があります。 就職の内定を獲得している学生で、現在アルバイトをしている場合や、年金受給者でかつアルバイトや自営業などで安定した収入がある場合は、契約可能なケースがあります。 なお、収入源が年金のみの場合は、アコムからは借入できませんので注意しましょう。
問い合わせ方法は何がありますか?
アコムに問い合わせができる方法は次のとおりです。
- インターネットからの問い合わせ
- 電話での問い合わせ
- フォームからの問い合わせ
アコムのマイページにログインすれば、利用可能額の確認や増額申請、次回の支払期限や返済金額などを確認できます。 電話での問い合わせは、目的に応じて窓口が次のように分けられています。
目的 | 窓口 | 電話番号 |
---|---|---|
初めて利用する場合 | フリーコール | 0120-07-1000 |
すでに取引がある場合 | アコム総合カードローンデスク | 0120-629-215 (平日9:00~18:00) |
期日・残高の照会、振込借入の申し込み | アコムプッシュホンサービス24 | 0120-134-567 |
海外からの問い合わせ | ショッピングデスク | 03-3537-2366 |
苦情や意見、要望 | お客様相談センター | 0120-036-390 |
また、問い合わせや要望などは専用の問い合わせフォームからも受け付けています。公式サイトから[お問い合わせフォーム]ボタンを押下して、個人情報の取り扱いに同意すれば、問い合わせ可能です。 なお、問い合わせフォームでは取引や契約に関する問い合わせに対応していないため、マイページやフリーコールを利用しましょう。
振込が反映されるまでどれくらいですか?
振込でのキャッシング(借入)を利用した場合、利用している金融機関によって振り込まれる時間が異なります。 楽天銀行の場合は、0:10~23:49の受付に対して、10秒程度で振込が反映されます。 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行で振込が反映されるのは次のとおりです。
日時 | 受付時間 | 振込が反映される目安時間 |
---|---|---|
月曜日 | 0:10~8:59 | 当日の9:30頃 |
9:00~23:49 | 受付完了から1分程度 | |
火曜日~金曜日 | 0:10~23:49 | 受付完了から1分程度 |
土日・祝日 | 0:10~8:59 | 当日の9:30頃 |
9:00~19:59 | 受付完了から1分程度 | |
20:00~23:49 | 翌日の9:30頃 |
その他の金融機関では、振込実施時間拡大に対応している金融機関とそれ以外の金融機関で、振込が反映される時間が異なります。
日時 | 受付時間 | 振込が反映される目安時間 |
---|---|---|
月曜日~金曜日 | 0:10~8:59 | 当日の9:30頃 |
9:00~17:29 (それ以外の金融機関の9:00~14:29) | 受付完了から1分程度 | |
17:30~23:49 (それ以外の金融機関の14:30~23:49) | 翌営業日の9:30頃 | |
土日・祝日 | 0:10~23:49 | 翌営業日の9:30頃 |
なお、振込での返済の場合、アコムの休業日に振込をすると、取引は翌営業日になります。
増額したいのですが?
契約限度額を増額したい場合は、インターネットや店舗、電話で増額申請を行います。 増額の具体的な申請方法は、本記事の「増額することもできる」を確認してください。
一括返済はできますか?
アコムではインターネットやATM、振込での返済に対応しています。 ただし、ATMでの返済は硬貨に対応していないため、1,000円未満の入金ができず、残高の端数が無利息残高扱いとなります。 無利息残高とは、利息・手数料が付かず、支払期限も設定されない残高です。一括返済を希望する場合は、インターネット返済もしくは振込での返済を利用しましょう。
延滞するとどうなりますか?
返済を延滞した場合、アコムの担当者から連絡が入ることがあるほか、遅延損害金の支払いが求められます。 遅延損害金は、次の計算方法で算出されます。
- 借入残高×遅延損害金年率(20%)÷365日×経過日数
仮に10万円の残高に対して返済が5日遅れている場合、273円の遅延損害金が発生します。
解約したいのですが?
アコムとの契約は、自動契約機での手続きまたはアコム総合カードローンデスクに連絡すれば解約可能です。 なお、アコムとの契約は年会費や手数料はかからないため、無理に解約せずに契約だけ継続していつでも利用できるようにしておく、という方法もあります。
アコムは電話確認なしで利用可能!うまく活用してお金の悩みを解決しよう
今回は大手消費者金融のアコムについて解説しました。 アコムでは在籍確認の電話確認なしで借入が可能です。電話確認が必要な場合でも顧客の同意なしに実施されることはないため、安心して利用できます。 アコムは24時間365日申し込みができ、WEBで申し込んでから最短30分の融資も可能なため、急ぎでお金が必要という方には利用しやすいでしょう。 初めての契約なら30日間は無利息で利用できるので、上手に使えば金利の負担を抑えることもできます。 クレジット機能付きの「ACマスターカード」の即日発行にも対応しているので、急いでクレジットカードを作りたい方にもおすすめです。 お金を借りたいと考えている方は、本記事を参考にしてアコムの利用を検討してみてください。