お金を借りる身近な方法として、郵便局からお金を借りられることをご存知でしょうか？

郵便局からお金を借りる方法は主に3通りあり、「貯金担保自動貸付け」なら審査不要でお金を借りることができます。

そのため、一般的なカードローンの審査に通過できない方でも、郵便局ならお金を借りられる可能性があります。

この記事では、郵便局からお金を借りる3つの方法、利用手順、メリットやデメリットなどを比較解説します。

郵便局でお金を借りる方法

郵便局からお金を借りる方法には、主に次の3通りがあります。

まずは、各制度の概要や、お金を借りられる仕組みを解説します。

郵便局からお金を借りる3つの方法の比較表

郵便局からお金を借りる3つの方法を比較すると、金利や借入上限額は次の通りです。

「貯金担保自動貸付け」は定期預金を担保にお金を借りる

「貯金担保自動貸付け」は、ゆうちょ銀行に定期貯金や定額貯金を持っている人を対象とした貸付制度です。

総合口座で管理する担保定額貯金や担保定期貯金を担保とする貸付けです。通常貯金の残高を超える払戻しの請求があったときに、その不足分が自動的に貸し付けられます（自動貸付け）。
引用：ゆうちょ銀行「貯金担保自動貸付け」

定期貯金や定額貯金が担保代わりとなるため、ただゆうちょ銀行の預金口座を持っているだけでは利用できません。

「定期貯金」と「定額貯金」はよく似た言葉ですが、次のような違いがあります。

■定期貯金と定額貯金の違い
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定期貯金定額貯金概要あらかじめ預入期間を指定してお金を預ける制度口数で預け入れ、6ヵ月後から払い戻しできる制度預入金額1,000円以上（1,000円単位）1,000円以上（1,000円単位）預入期間1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年、2年、3年、4年、5年から指定最低6ヵ月据置期間なし預入日から起算して6ヵ月利子3年未満：単利
3～5年：半年複利半年複利貸付金利返済時の約定金利（％）＋0.5％返済時の約定金利（％）＋0.25％

参照：ゆうちょ銀行「定期預金」

実際に借入できるのは預金の90%で、上限金額は300万円です。

たとえば、預金が100万円なら90万円まで（預金の90%）、預金が350万円なら300万円（上限金額）まで借入が可能となります。

また、貸付期間は2年間で、貸付回数に制限はありません。貯金残高を超える引き出しや引き落としを行うときに、不足分が自動的に貸し付けられることになります。

たとえば、預金が50万円で55万円の引き落としが必要な場合、5万円が自動的に貸し付けられ、通帳には「-50,000」とマイナス表示で記載されます。

なお、以前は国債を担保にする「国債担保自動貸付け」や財産形成定額預金などを担保にする「財産形成貯金担保貸付け」がありましたが、2019年3月29日をもって新規受付は終了しています。

JP BANKカードのキャッシング枠から借りることもできる

出典：JB BANKカード

＼ゆうちょ銀行のクレジットカード／
JP BANKカード
公式サイトはこちら

ゆうちょ銀行が発行するクレジットカード「JP BANKカード」のキャッシング枠を使って、お金を借りることもできます。

キャッシング枠とは、あらかじめ定められた限度額内において、コンビニATMなどから現金を下ろせる制度です。審査はカード入会時に行われるため、借入の際の再審査や担保は必要ありません。

JP BANKカードのキャッシング限度額は30～50万円で、金利は15.0%です。一般的な消費者金融の上限金利は18.0%のため、15.0%なら最大で3.0%も金利を低くできます。

JP BANKカードをあらかじめ発行しておけば、急にお金が必要になったときでもすぐにキャッシング枠を使ってお金を引き出せます。

年会費として1,375円（税込）がかかりますが、ゆうちょ銀行に定額貯金や定期預金がない方は、JP BANKカードの発行を検討してもよいでしょう。

かんぽ生命の契約者貸付で借りる方法もある

かんぽ生命に加入している方は、「契約者貸付」を利用してお金を借りることができます。

契約者貸付とは、保険契約者さまのご請求により、ご契約を解約した場合にお支払いする返戻金（還付金）の一定の範囲内で貸付けを受けられる制度です。
引用：かんぽ生命「契約者貸付とは」

契約者貸付を利用できるのは、終身保険や学資保険のように解約時に返戻金を受け取れる保険のみです。

保証期間の設定がない終身年金保険や確定拠出年金商品などには、契約者貸付制度は適用されません。

かんぽ生命の契約者貸付は基本の金利が2.5%と低く、最短当日にお金を振り込んでもらうことができます 。

返済期限が1年間と短いのがデメリットですが、返済を先延ばしにして利息が膨らむといったリスクを抑えやすいでしょう。

貯金担保自動貸付けの利用方法・手順

ここからは、3つの方法で実際にお金を借りる手順、メリットやデメリットを解説します。

はじめに、貯金担保自動貸付けでお金を借りる方法をチェックしてみましょう。

郵便局（ゆうちょ銀行）の貯金窓口に必要書類を提出

貯金担保自動貸付けでお金を借りたいときは、まず近くの郵便局（ゆうちょ銀行）の貯金窓口に必要書類を提出しましょう。

貯金担保自動貸付けは審査が不要なため、必要な書類さえ揃っていれば即日でお金を借りることができます。

なお、貯金窓口の営業時間は平日の9：00〜16：00で、土日祝日は休みです。平日は仕事で忙しい方は、昼休みや有休を活用して郵便局に行かなければなりません。

自宅や職場の近くの郵便局を探したい方は、日本郵政グループの「郵便局・ATMをさがす」から検索してみましょう。

自動貸付の申し込みで必要な書類

自動貸付の申し込みに必要なものは、次の3点です。

なお、本人確認書類として認められるのは、以下のとおりです。顔写真がない書類は、公共料金の領収証書など、追加の証明書類が必要となります。

■本人確認書類として有効なもの

参照：ゆうちょ銀行「本人確認書類一覧」

ATMで借入・返済ができる

貯金担保自動貸付けの借入や返済は、ゆうちょ銀行のATMからいつでも取引可能です。

たとえば、ATMで貯金額を上回る引き出しを行うと、不足分が自動的に貸付されます。また、返済したいときはATMから入金操作を行えば、自動的に返済処理が完了となります。

なお、ゆうちょ銀行はコンビニATMからも利用でき、ファミリーマートなら利用手数料を無料にできます。近くの郵便局まで少し時間がかかるときは、ファミリーマートを利用するのもよいでしょう。

■コンビニATMの利用手数料（ゆうちょ銀行）

参照：ゆうちょ銀行「よくあるご質問」

貯金担保自動貸付けのメリット

貯金担保自動貸付けでお金を借りるメリットは、以下の5つです。

貯金担保自動貸付けは審査がないうえに金利が低く、無職やパート・アルバイトでも利用しやすいのが特徴です。

基本的に審査なしで借りられる

貯金担保自動貸付けは定期貯金や定額貯金が担保代わりとなるため、利用にあたり審査はありません。

つまり、たとえ無職や年収の低い方でも、ゆうちょ銀行で定期貯金・定額貯金を行なっていればお金を借りることができます。

消費者金融や銀行カードローンを利用する場合、一般的には、年収や勤続年数などから利用者の返済能力が慎重にチェックされます。

また、過去に延滞歴がある方は信用情報に傷がついているため、審査に通過するのは容易ではありません。

審査のないゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付けなら、カードローンの審査に通過できない方、信用情報に傷がついている方でも利用しやすいといえます。

即日融資を受けることも可能

貯金担保自動貸付けは、最短即日で融資を受け取ることができます。

融資までのスピードが速い背景としては、審査がないこと、預金を担保にできることなどが挙げられます。

ただし、貯金担保自動貸付けを初めて利用する場合は、郵便局の貯金窓口の営業時間内に手続きしなければ即日融資を受けることはできません。

先述のとおり、貯金窓口の営業時間は平日の9：00〜16：00のため、確実に即日融資を受けるなら15:00には郵便局に行きたいところです。

1,000円単位で借入ができる

貯金担保自動貸付けは、1,000円単位での少額融資に対応しています。

そのため、少しだけお金が足りないときに利用しやすく、必要以上にお金を借りてしまうリスクも抑えられるでしょう。

一般的なカードローンでは借入額が1万円単位、最低借入額が10万円以上となることも多いですが、貯金担保自動貸付けなら借入額を必要最低限に調整できます。

年率1%未満と低金利

貯金担保自動貸付けの適用金利は、それぞれ次のとおりに定められています。

約定金利は金融市場によって随時変動し、2023年2月現在での約定金利は0.002%です。つまり、担保定期貯金なら0.502%、担保定額貯金なら0.252%で借入できることになります。

■貯金担保自動貸付けで発生する利息（1年間）

消費者金融や銀行カードローンを利用すると、金利の相場は以下のとおりとなります。

たとえば、金利18.0%で借入額が10万円だと、年間で18,000円の利息が発生します。

同じ10万円でも利息を数百円に抑えられるのは、貯金担保自動貸付けならではのメリットでしょう。

キャッシュカードや通帳で借入ができる

貯金担保自動貸付けはゆうちょ銀行ATMから借入が可能で、必要なものはキャッシュカードや通帳のみです。いつも出入金するときと同じ手順で利用できるため、利用者としても不便に感じることはほとんどありません。

また、キャッシュカードや通帳だけで借入できることから、家族や友人に借金がバレにくいというメリットもあります。

通帳には「-50,000」のようにマイナス表示されるますが、通帳を覗かれない限り借金がバレてしまうことはほとんどないでしょう。

貯金担保自動貸付けのデメリット

一方、貯金担保自動貸付けのデメリットとしては次の2点が挙げられます。

貯金担保自動貸付けを利用するには、あらかじめ定期貯金や定額貯金をしていることが前提となります。

定期貯金や定額貯金がなく、すぐにお金が必要な場合には、消費者金融や銀行カードローンも視野に入れるべきでしょう。

担保が必要

貯金担保自動貸付けは定期貯金や定額貯金を担保とすることで、お金を借りられる制度です。

逆を言えば、定期貯金や定額貯金がなければ、お金を借りることはできません。また、借入可能額は預金の90%までと制限されています。

これまで長期にわたって定期貯金や定額貯金を積み重ねてきた方にとっては利便性が高いですが、そうでなければすぐにお金を借りるのは難しいといえます。

来店する必要がある

貯金担保自動貸付けを利用するには、郵便局の貯金窓口で所定の手続きを済ませる必要があります。

また、手続き完了後にお金を借りるには、ゆうちょ銀行ATMを探さなければなりません。家のすぐ近くに郵便局やファミリーマートがない方だと、ATMまで行くのが面倒に思えてしまうこともあるかもしれません。

消費者金融や銀行カードローンでは、スマホアプリからすぐにお金を借りられるサービスも増えています。借入や返済の手間を簡略化したい方は、スマホに対応した金融サービスを検討するのもよいでしょう。

JP BANKカードのキャッシング枠から借りる方法

郵便局からお金を借りる2つ目の方法として、JP BANKカードのキャッシング枠について解説します。

JP BANKカードとは

JP BANKカードは、ゆうちょ銀行が発行するクレジットカードです。全部で4種類あり、それぞれの特徴は以下のとおりです。

■JP BANKカード4種類の比較表

JP BANKカードのキャッシングを利用する方法

JP BANKカードを発行したら、次の2つの方法でキャッシング枠を利用できます。

キャッシングには「キャッシングリボ（リボルビング払い）」と「キャッシング一括（一括払い）」の2種類があります。

提携ATMからキャッシングを利用する場合、ATMの種類によって利用可否が以下のとおり異なります。

■提携ATMで利用できるキャッシングサービス

参照：ゆうちょ銀行「ATM・CD提携金融機関のご案内　全国」

なお、カードごとのキャッシング利用可能枠は以下のとおりです。

一般カードでは国際ブランドによって利用可能枠が異なるため、キャッシング重視ならJCBを選ぶのがおすすめです。

■カード別キャッシング利用可能枠

参照：ゆうちょ銀行「商品内容」

JP BANKカードのメリット

JP BANKカードのキャッシング枠でお金を借りるメリットは、次の2点が挙げられます。

クレジットカードなので借り入れがバレにくい

キャッシング枠なら、クレジットカードをATMに挿入するだけですぐにお金を借りることができます。消費者金融のようにローンカードの発行がないため、家族や友人に借金を知られる可能性は低いでしょう。

また、JP BANKカードは通常のキャッシュカードとクレジットカードを一体化した「キャッシュカード一体型」にも対応しています。

キャッシュカード一体型なら、カードの枚数が増えずに財布がかさばらない、キャッシングを利用してもゆうちょ銀行からお金を下ろしたように見えるといったメリットがあります。

■カード別「キャッシュカード一体型」の利用可否

参照：ゆうちょ銀行「商品内容」

18歳から申し込みができる

JP BANKカードは、18歳以上から申込可能です（ゴールドを除く）。高校生は利用できませんが、18歳以上なら大学生や専門学校生でも申込できます。

また、JP BANK カード ALenteやJP BANK カード EXTAGEのように、29歳以下限定のカードも展開されています。

こうした年齢制限のあるカードは、ポイント3倍などの特典が充実しており、ネットショッピングなどでポイントを貯めやすいでしょう。

JP BANKカードのデメリット

一方で、JP BANKカードのキャッシングでお金を借りるデメリットとしては、次の2点があります。

審査を受ける必要がある

JP BANKカードを発行するには、所定の審査を通過しなければなりません。

審査基準は公表されていませんが、収入が不安定な方、信用情報に傷がついている方などは、審査で落ちてしまう可能性が高いといえます。

なお、ゆうちょ銀行の通常貯金口座を持っていないと、まずは通常貯金の口座開設の手続きが必要になります。

ゆうちょ銀行の口座を新規開設したうえでJP BANKカードの審査に落ちてしまうと、口座開設の手間が無駄になってしまうかもしれません。

キャッシング利用まで時間がかかる

JP BANKカードの発行日数は正式に公表されていませんが、一般的に3～4週間程度と言われています。

そのため、1ヵ月以内にお金が必要なときには、JP BANKカードを新規発行しても間に合わない可能性があります。

また、キャッシング方法として「キャッシング振込サービス」を選ぶと、入金まで5営業日かかります 。

できるだけ早くお金を借りたいなら、即時借入できるゆうちょ銀行ATMやコンビニATMを利用すべきでしょう。

かんぽ生命の契約者貸付を利用する手順

郵便局からお金を借りる3つ目の方法が、かんぽ生命の契約者貸付です。

かんぽ生命に加入していることが条件となりますが、契約者貸付なら低金利かつスピーディーな融資が可能です。

最寄りの郵便局窓口に必要書類を提出する

かんぽ生命の契約者貸付を利用するには、郵便局窓口かWebマイページから手続きが必要です。

郵便局窓口で申し込む場合、次の4点が必要となります。

参照：かんぽ生命「必要書類」

なお、郵便局窓口で手続きを行うのは、原則として保険契約者本人となります。委任代理人による手続きの場合には、委任状や保険契約者の意思確認書類などが必要です。

Webサービス「マイページ」で手続きすることも可能

かんぽ生命の契約者貸付は、Webサービスの「マイページ」から申し込むことができます。

Web申込なら最短当日にお金を受け取ることができ、最短翌日となる郵便局窓口よりもスピーディーに融資を受けられます。

ただし、マイページから申込できるのは、契約者貸付の利用が2回目以降の方限定です。契約者貸付を初めて利用する方は、郵便局窓口で手続きしなければなりません。

次に該当する場合は、契約者貸付をインターネット（マイページ）でお手続きいただけないため、お近くの郵便局でお手続きをお願いします。（中略）
3．かんぽ生命保険契約で初回の契約者貸付のお手続きの場合
引用：かんぽ生命「インターネットでのお手続き」

契約者貸付のメリット

契約者貸付でお金を借りるメリットは、次の2点です。

担保不要で借りられる

契約者貸付は、将来的に受け取る予定の払戻金を担保としてお金を借りる制度です。そのため、不動産や預貯金などを担保として預ける必要はありません。

ただし、払戻金が担保とはいえ、返済不要というわけではありません。契約者貸付の返済期限は1年間と短く、延滞すると保険契約に影響がでる可能性があります。

基本金利が2.5%と低い

契約者貸付の基本金利は、2.5%とかなり低めに設定されています（2018年10月1日以降）。

一般的に消費者金融の金利は約3.0～18.0%、銀行カードローンの金利は約1.5～15.0%で、低金利が適用されるのは500万円を超えるような高額融資がほとんどです。

たとえば、10万円を1年間借りたときの利息は、金利によって以下のとおり変動します。

■10万円を1年間借りたときの利息

10万円借りるだけでも、1年間で利息が1万円以上も変わってきます。借入額が増えれば、利息の差額はさらに大きくなるでしょう。

契約者貸付のデメリット

一方で、契約者貸付ならではのデメリットとして、次の2点に注意が必要です。

延滞すると保険契約に影響が出る

返済期限の1年を経過すると、2.5%の金利が2.5625%にアップします。

また、貸付から2年が経過すると、保険金額が減額されることになります。保険金額が減れば、いざというときに十分な医療費などを受け取れない可能性もあるでしょう。

どうしても返済が難しいときには、「元金同額貸付」を申請できます。元金同額貸付とは、利息のみを返済することで貸付期間を延長できる制度 で、保険契約に影響を与えることなく貸付期間を延長することが可能です。

返済期限が1年間とかなり短い

かんぽ生命の契約者貸付は、返済期限が1年間と短く設定されています。そのため、借入希望額が高い方ほど、返済計画を入念に練っておく必要があるでしょう。

どうしても1年以内にお金を返せそうにないなら、返済期限が長い消費者金融や銀行カードローンを検討すべきです。

郵便局でお金を借りるのが難しい場合に低金利でお金を借りる方法

郵便局でお金を借りるのが難しい場合は、消費者金融や銀行カードローンも視野に入れるべきでしょう。

ここでは、利息を抑えやすい金融機関を9つ紹介します。

無利息期間のある消費者金融

大手の消費者金融は、「30日間無利息」といった無利息サービスを実施しています。無利息期間内に完済すれば利息が0円となり、借入額がそのまま返済額となります。

アイフル

出典：アイフル

＼原則電話による在籍確認なし／
アイフル
公式サイトはこちら

アイフルは、大手消費者金融の中で唯一銀行の傘下に入らず、独立系企業として経営しています。

独自の審査基準を持っていると考えられるため、ほかのカードローンの審査に通過できなかった方でも、アイフルなら審査に通過できる可能性があります。

また、アイフルの金利は3.0～18.0%で、初めて利用する方なら最大30日間の無利息サービスを受けることができます。

原則として電話による在籍確認を行っていないことから、周囲にカードローンの利用を知られたくない方でもプライバシーを守りやすいでしょう。

お申込みの際に自宅・勤務先へのご連絡は行っておりません。
在籍確認が必要な場合でも、お客様の同意をいただかない限り実施いたしません。
引用：アイフル「よくあるご質問」

アコム

出典：アコム

＼初回契約は30日間金利0円／
アコム
公式サイトはこちら

アコムは最短30分の融資に対応しており、振込での借入を申請すると最短10秒でお金が振り込まれます。

10秒になるのは楽天銀行の口座を設定したときで、受付時間が0:10～23:49と長いのが特徴です。そのため、深夜や早朝にお金が必要になったときでも、スムーズな借入が可能です。

また、アコムでは初回契約に限り30日間の無利息サービスを利用できます。通常の金利は3.0～18.0% と消費者金融として標準的ですが、30日以内に返済すれば利息は一切かかりません。

なお、アコムは利用者のプライバシーに配慮し、在籍確認の電話を行っていません。在籍確認が必要な場合でも事前連絡されることが明記されているため、利用者も職場の同僚の目を気にせず利用できます。

Q.勤務先に在籍確認の電話がかかってきますか？
A.原則、実施しません。もし実施が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありませんので、ご安心ください。
引用：アコム「よくあるご質問」

レイク（旧レイクALSA）

出典：レイクALSA ※他社からの借入額が多い方や年収の1/3近く借入がある方では総量規制により融資を受けることができない可能性が非常に高いです。

※2≪180日間無利息の注釈≫※初めてなら初回契約翌日から無利息※無利息期間経過後は通常金利適用。※30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。※契約額1万円～200万円まで≪貸付条件≫融資限度額 1万円～500万円貸付利率 4.5%～18.0%ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,ご自分のメールアドレスをお持ちの方,日本の永住権を取得されている方遅延損害金(年率) 20.0%ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビングご返済期間・回数 最長5年、最大60回必要書類 "運転免許証※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)担保・保証人 不要※商号：新生フィナンシャル株式会社※貸金業登録番号：関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

＼最短15秒審査、最短25分融資／
レイク（旧レイクALSA）
公式サイトはこちら

レイクは、はじめての契約に対して3種類の無利息サービスを提供しており、最長で180日間の無利息サービス（5万円まで）を受けることができます。

約半年以内に完済すれば利息が0円となるため、短期の借入を検討している方にぴったりでしょう。

■レイクの3種類の無利息サービス

利息0円 

参照：レイク「選べる無利息」

また、レイクは最短15秒で審査結果が表示され、最短25分での借入が可能です。

たった15秒で審査結果がわかれば、もし落ちてしまったときでも次の対策を立てやすいでしょう。

なお、最短25分で融資を受けるには、21時（日曜日は18時）までに契約手続きを完了することが条件 となり、平日の仕事終わりなどでもスムーズにお金を借りることができます。

プロミス

出典：プロミス

＼上限金利が17.8%と低め／
プロミス
公式サイトはこちら

プロミスの金利は4.5～17.8% で、上限金利が17.8%と低めに設定されているのが特徴です。

大手消費者金融の上限金利は18.0%であることが多いため、少額融資を希望する場合はプロミスなら利息を抑えやすいでしょう。

また、プロミスには30日間の無利息サービスがあり、「初回借入日」の翌日から30日がカウントされます。

一般的に消費者金融の無利息サービスは「契約日」基準となり、契約から借入まで日数が経つと無利息サービスが短くなってしまいます。しかし、プロミスならあくまで初回借入日を基準とするため、30日間の無利息サービスを最大限に活用できるでしょう。

なお、プロミスを利用すると、SMBCグループの「Vポイント」が貯まります。

新規契約の500ポイントのほか、返済でも利息200円につき1ポイントを獲得でき、貯まったVポイントは「Vポイントアプリ」にチャージしてショッピングなどに活用できます。

ベルーナノーティス

出典：ベルーナノーティス

＼80歳まで借入可能／
ベルーナノーティス
公式サイトはこちら

ベルーナノーティスは14日間の無利息サービスを提供しており、一度完済すれば何度でも無利息サービスを利用できます。

一般的に無利息サービスは初回利用者限定のことが多いため、ベルーナノーティスはリピートしやすいカードローンといえるでしょう。

また、一般的に消費者金融の年齢上限は70歳とされることが多いなか、ベルーナノーティスは80歳まで利用可能です。

申込後に電話をすれば審査を優先的に進めてもらうことができ、最短で30分の審査が可能です。

そのため、今すぐにお金が必要なときや、高齢者がお金を借りるときに便利なカードローンといえるでしょう。

金利の低い銀行カードローン

銀行カードローンは、消費者金融に比べて金利が低いのがメリットです。

無利息サービスを利用できるケースは少ないですが、長期の借入を検討している方なら利息を抑えやすいでしょう。

楽天銀行スーパーローン

出典：楽天銀行

＼楽天会員は審査で優遇される／
楽天銀行スーパーローン
公式サイトはこちら

楽天銀行スーパーローンは、金利が1.9〜14.5％と低めに設定されており、楽天会員なら審査で優遇されるのが特徴です。

楽天グループの利用実績が多く、過去に延滞などのトラブルがなければ、審査に好影響を及ぼす可能性は高いでしょう。

また、楽天銀行口座を返済口座にすると、楽天会員ランクが1つアップ します。プラチナ会員以上になると特別優待セール を利用でき、楽天でのお買い物をさらにお得に楽しめます。

楽天銀行スーパーローンは、銀行カードローンとしてはめずらしく、最大30日間の無利息サービスを提供 しています。

銀行ならではの低金利と無利息サービスの両方を受けられるのは、楽天銀行スーパーローンならではの強みといえるでしょう。

三井住友銀行カードローン

出典：三井住友銀行 カードローン

※三井住友銀行の普通預金口座・キャッシュカードをお持ちの方はWEB完結が可能です。普通預金口座がない場合でも、本人確認をオンラインでされた場合WEB完結が可能です。ただし、ご契約後にローン専用カード等が自宅に郵送されてるため、郵送物が困る場合はローン契約機でローン専用カード等を受け取りましょう。

＼提携ATMの手数料が無料／
三井住友銀行カードローン
公式サイトはこちら

三井住友銀行カードローンの金利は1.5～14.5% と、銀行カードローンとしては標準的といえます。

しかし、三井住友銀行で住宅ローンを契約している方なら、金利が1.5～8.0%まで優遇されます。上限金利が6.5%も優遇されるため、利息を大幅に節約できるでしょう。

借入や返済は、三井住友銀行ATMのほか、大手コンビニATMも無料で利用できます。

なお、返済日は5日、15日、25日、月末の4つから選ぶ ことができます。給料日などライフスタイルにあわせて無理なく返済できるのは、三井住友銀行カードローンならではのメリットでしょう。

三菱UFJ銀行 バンクイック

出典：三菱UFJ銀行

＼提携ATMの手数料が無料／
三菱UFJ銀行 バンクイック
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三菱UFJ銀行 バンクイックの金利は1.8〜14.6％ で、三菱UFJ銀行の口座を持っていなくても利用可能です。

三菱UFJ銀行ATMのほか、大手コンビニATMを無料 で利用できるため、近所に三菱UFJ銀行の支店がない方でも利用しやすいでしょう。

バンクイックは毎月の返済額を最小1,000円に設定でき、返済の負担を減らしやすいのが特徴の1つです。

返済期日の3日前にはメールが届く など、サポート体制が充実しているため、カードローンの利用が初めての方でも計画的に利用しやすいでしょう。

みずほ銀行カードローン

出典：みずほ銀行

＼上限金利が14.0%と低め／
みずほ銀行カードローン
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みずほ銀行カードローンの金利は2.0～14.0%で、上限金利が14.0%と銀行カードローンの中でも低いのが特徴です。

さらに、みずほ銀行の住宅ローン契約者には0.5%の金利優遇が適用され、金利は1.5～13.5%まで下がります。

■みずほ銀行カードローンの金利

参照：みずほ銀行「みずほ銀行カードローン利用限度額と金利」

みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行ATMのほか、E-net ATM（月3回まで）を無料で利用できます。

セブン銀行ATMやローソン銀行ATMを利用すると所定の手数料がかかるため、みずほ銀行の支店やファミリーマートが近所にある方ほど手数料を節約しやすいでしょう。

金利のない社会福祉協議会の貸付

消費者金融や銀行カードローンの審査に通過できない方は、社会福祉協議会の貸付を利用するのも選択肢の1つです。

社会福祉協議会は「生活福祉資金貸付制度」を提供しており、連帯保証人を立てれば無利子、連帯保証人がいなくても1.5% の低金利でお金を借りることができます。

貸付の対象となるのは、以下の3通りです。

よくある質問

最後に、郵便局からお金を借りる方法についてよくある質問に回答します。

自動貸付は周囲にバレやすい？

自動貸付を利用しても、郵便局から電話や郵送物が届くことはありません。そのため、家族や友人にバレる可能性は低いといえます。

ただし、通帳にはマイナス表示が記帳されるため、通帳を見られるとバレる可能性はあります。また、返済期限の2年以内に完済しないと自宅にハガキが届き、家族に自動貸付の利用を知られてしまう可能性があります。

近くの郵便局やATMを調べる方法は？

日本郵政グループの「郵便局・ATMをさがす」 から検索できます。

郵便局は全国に23,630店（2022年12月31日時点）ある ため、47都道府県のどこに住んでいても利用しやすいのがメリットです。

郵便局の営業時間は？

郵便局の貯金窓口の営業時間は平日の9:00～16:00のみです。

「貯金担保自動貸付け」を初めて利用する場合は、同時間内に窓口で手続きする必要があります。

土日や夜間でも郵便局でお金を借りられる？

すでに「貯金担保自動貸付け」の手続きを済ませている方、JP BANKカードを発行済みの方なら、土日や夜間でもATMからお金を借りることができます。

しかし、貯金担保自動貸付けを初めて利用する場合や、かんぽ生命の契約者貸付を利用する場合は、郵便局の営業時間内に来店しなければなりません。

誰でもお金を借りられる方法は？

貯金担保自動貸付けなら審査不要でお金を借りられますが、「誰でも」借りられるというわけではありません。

当記事で紹介した3つの方法には、それぞれ次のような条件があります。

郵便局なら無審査＆低金利でお金を借りやすい

記事の内容をおさらいすると、郵便局からお金を借りる方法は以下の3通りです。

■郵便局からお金を借りる3つの方法

貯金担保自動貸付けやかんぽ生命の契約者貸付なら、基本的に審査はいりません。金利も0.252%～と非常に低く、消費者金融や銀行カードローンよりも大幅に利息を節約できる可能性があります。

ただし、いずれの場合も、あらかじめ貯金や保険契約を行っていることが条件となります。貯金や保険契約がなく、今すぐにお金が必要なら、誰でも申し込める消費者金融や銀行カードローンのほうが向いているでしょう。

郵便局の利用状況や、いつお金が必要かなどにあわせて、お金を借りる最適な方法を検討してみてください。